比べる相手が、そもそも作られた像であることが多い
Gスポットについて調べると、「ここを押すと必ず」「数分で」といった断定的な説明や、反応の大きい映像が出てきます。それを基準にすると、自分の身体が足りていないように見えます。
ですが、映像は演出を含みますし、体験談は書きたくなるほど印象的だったものが選ばれて残ります。うまくいかなかった日は文章になりません。目に入る情報は、最初から偏った集まりです。ここを踏まえずに比べると、実際の差より大きな差があるように見えます。
実際にある個人差
位置の深さ、範囲の広さ、反応の出やすさ、感覚の種類。どれも人によって違います。同じ人でも日によって違います。
2つめが見落とされがちです。Gスポットからの感覚は、はっきりした一点の快感というより、重さ、圧、鈍い広がり、尿意に似た感じとして現れることがあります。「これは違う」と早く判定してしまうと、届いている感覚を数えそこないます。
比べる代わりに、条件を変えて確かめる
他人と比べても、次にやることが出てきません。代わりに、自分の中で条件を変えて比べると、手がかりになります。
- 十分にほぐれた日と、そうでない日
- ローションを使った場合と、使わない場合
- 浅いところと、少し深いところ
- 体調のよい日と、疲れている日
1回で判断せず、条件を変えて2〜3回みると、変わる要素が見えてきます。何も変わらないのであれば、それはそれで「強さの問題ではない」という情報になります。
感じないことを、欠けているものとして扱わない
Gスポットで感じるかどうかは、性の満足度そのものとは別の話です。感じない人が損をしているわけでも、劣っているわけでもありません。「できるようにならなければ」という前提で進めると、緊張が増えて余計に届かなくなります。
知りたい、確かめたいという気持ちで進めるほうが、結果としてうまくいきます。確かめた結果「自分はここではないらしい」と分かるのも、十分に価値のある結論です。
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